【眼科医が考案した、視力回復法とは?】

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Posted by TI-DA at

2010年05月26日

◆目の視力低下を防ごう!

目の視力低下は、たいてい突然訪れるものではなく、徐々にやってきます。目は二つありますし、急激に視力低下すると、日常にかなり不便になるからです。目の視力低下がゆっくり進行することによって、私たちは、それほど不自由を感じることなく日々を営んでいけます。これが3日で視力1.0から0.1まで目が悪くなると、日常にかなり悪影響が及びます。

このように目の視力低下は、非常にゆっくりと進行しますから、日々の近視予防の心がけも、ちょっとしたものでよいのです。けっして長時間の視力回復トレーニングは必要ありません。ただ子供の目の視力低下のスピードは大人のそれの3倍以上であることを忘れてはいけません。  
タグ :視力低下


Posted by kou16 at 11:17子供と視力低下

2010年01月02日

◆テレビ画面と視力

よくテレビ画面に近づきすぎるとよくない、といいます。

近すぎると、毛様体筋が緊張を起こすため、近視になるからです。
そのほか画面からは、有害な光が出ているといいます。この説を主張する人は、テレビ画面から紫外線や可視光線、電磁波、X線が出ているというわけです。

しかし実際は、それほどの量ではありません。
可視光線は水晶体と毛様体筋を疲労させる、と主張しますが、水晶体は疲労しません

また電磁波を紫外線やX線と並列に並べていますが、紫外線、可視光線、X線をまとめて電磁波というのです。

いっぽうテレビ画面に近づいたほうが、子供の視力低下をふせげる、と主張する人がいます。テレビ画面が近いほど、画面が広く見えるため、それだけ外眼筋を動かすことになるわけです。この説でいくと、遠くから小さい画面を見ていると、ほとんど目が動きませんから、外眼筋の血行不良をおこすというわけです。

はじめに出した説は、水晶体による遠近説、後者の説は、外眼筋による遠近説ともいえます。結局、どちらが正しいということではなく、どちらも一面的には正しいということではないでしょうか?

要は極端はいけません。
テレビ画面は近すぎてもいけないし、かといって遠すぎてもいけない。適度な距離を保って見ればいいのではないでしょうか。  


Posted by kou16 at 15:21子供と環境

2010年01月01日

◆遠くを見ていますか?

前回、近視になる子供とそうでない子供の違いは、毛様体筋(もうようたいきん)の柔軟性にある、と述べました。つまり遺伝的要素があるかもしれない、という考えです。

ここでは同じことを、違った側面から照らしてみたいと思います。
つまり近視になりやすい子供というのは、過度に毛様体筋が緊張しやすい。このことは、前回の主張と変わりません。

ただ前回では、もともともっている遺伝のようなものとして解説しました。今度は別の仮説です。

近視になるかどうかは、たまに遠くに目をやっているかどうか、ということです。

勉強を長時間したとしても、たまに遠くに目をやる。
そのときその子の目のなかでは、毛様体筋がリラックスして、ほぐれています。無意識のうちに視力回復トレーニングをして、目を調整、メンテナンスしているのです。

学校の勉強のときは、黒板を見ますし、先生もいますから大丈夫でしょう。問題は、一人で勉強しているときです。こういうときは、たいてい狭い部屋で勉強しています。

たとえ壁の小さな文字でもいいのです。
たまに遠くに目を向けてみる。それだけで毛様体筋の緊張はほぐされ、子供の視力低下は阻止できます。

近視になりやすい子供というのは、熱中しやすい気質の子供ではないでしょうか?近くなら、近くだけを見る。そうすると、たまに遠くに目をやる子供に比べると、格段に毛様体筋が緊張しやすくなります。こういった気質の子供でも、外で遊ぶことに「熱中」した場合、視力を正常に保つことができます。熱中するタイプの子供が、勉強を長時間行なう場合は、要注意です。

最近は、近視の子供がふえています。
それはゲーム機やパソコンを見る時間が増えたからかもしれません。ゲームは面白いものですし、目をはなすと、やられるので、片時も近い画面から目をはなせません。これはもともと「熱中するタイプ」の気質ではない子供までも、近い画面に釘付けにさせます。

その結果、どうなるかは分かりますよね。
たまに遠くに目を向ける。たったこれだけのことが、子供の視力を守る防波堤になり、子供の近視回復の推進力になるのです。  


Posted by kou16 at 17:03子供と環境

2009年12月31日

◆近視になりやすい子供とは?

近視になりやすい子供と、そうでない子供がいます。
同じように勉強し、ゲームでたくさん遊んで近くを見ていても、悪くならない子もいるのです。

この差はなんでしょうか?
いろいろ考えれます。

近くを見ても、そのあと外で元気に遊んでいる。遠くを見る習慣がある。精神的に安定している。緊張しないタイプ。

目の内部の状態に限っていえば、毛様体筋が緊張しやすいか、そうでないかにあるように思います。
毛様体筋(もうようたいきん)とは、遠近調節を司っている筋肉で、水晶体に働きかけて厚みを変化させます。仮性近視になると、この筋肉が一時的に緊張します。これを調節緊張とか調節痙攣(けいれん)といいます。

まずこの段階で、仮性近視になっていく子供と、そうでない子供に分かれます。毛様体筋が緊張しやすい子供は、近くを見続けるという環境に適応して、確実に調節緊張をおこし、仮性近視になります。

反対に毛様体筋がリラックして、柔軟性に富んでいる子供は、少々のことでは毛様体筋は緊張をおこしません。そのため調節緊張もなく、仮性近視にもならず、高い視力を保てるのです。

毛様体筋が緊張しやすい子供は、仮性近視に移行。
子供の視力低下は、大人の3倍以上ですから、あっというまに本物の近視(真性近視)になります。毛様体筋が緊張しやすいという体質は、いぜんとしてありますから、悪循環にはまっていって、どんどん眼球が伸びていってしまうのです。

このきっかけは、毛様体筋が緊張しやすいか、そうでないかという、たった一点。

もうすでに子供の視力が低下して、近視になっている場合は、これ以上、毛様体筋を緊張させないように、視力回復トレーニングの方法を研究して取り掛かるべきだと思います。  


Posted by kou16 at 15:43

2009年12月30日

◆遠視の子供は要注意!

遠視の子供は、非常に危険です!

結論からいうと、強い遠視があるにもかかわらず、10歳まで何もしないでいると、”弱視”になってしまう可能性があります。

弱視とは、目には異常がないのに、視力が出ない状態です。
脳が未発達のまま、固まってしまうのです。
こうなると、たとえメガネやコンタクトレンズを使って矯正したとしても、子供の視力が上がらなくなります。視力1.0以上出なくなるのです。

遠視を正しく理解していますか?
遠視とは、遠くがよく見える、うらやましい目ではありません。
遠視のために、学校の視力検査で視力0.3ということもあるのです。

遠視とは、遠くも近くもよく見えない屈折異常。
ある意味、近視よりも深刻です。近視は遠くだけが見づらく、近くはとてもよく見え、勉強のとき、むしろ目の疲れが少ないからです。

強い遠視は、遠くを見ても近くを見ても、どこもぼやけています。そのため脳には、つねにぼんやりした映像しか届きません。これが視力と脳の発達過程にある子供にとって、大敵なわけです。

子供の視力と脳にとって、はっきりとした映像を見させてあげることが、正常な視覚機能を育んでいきます。近視の場合は、近くはハッキリ見えますから、弱視の危険はまったくないわけです。

遠視の子供は遠くも見えませんが、近くの場合はもっと見づらくなります。そのため勉強がきらいだったり、長時間、机に向かえず、落ち着きがなかったりします。あなたのお子さんは、どんなようすですか?

もし遠視なら、いますぐ遠視用のメガネを掛けさせてあげてください。10歳までに、明瞭な視界を見させてあげないと弱視になりますから、事は急を要します。
10歳をすぎていなければ、おそらく大丈夫です。

不安なかたは、子供の視力を守るために、いますぐ眼科へ行って、精密な視力検査を行なってください。そして、遠視といわれたら、子供の視力回復のために、すぐに眼鏡をつくりましょう。  


Posted by kou16 at 16:06注意事項